ボリューム満点!
舞台はナイトシティの中にあるドームと壁で囲われた危険地帯ドッグタウン。カート・ハンセンという男をリーダーに1つの自治体として機能している。入口は1つしかなく厳重な検問が敷かれている。ソングバードというネットランナーから依頼を受け、Vは新合衆国大統領を救出することとなるが、それは大きな計画の始まりでしかなかった。
新キャラ・ソングバード
《Relic》を通してコンタクトを取ってくる。ジョニーには一旦お休みしてもらい、少しの間、相棒交代となる。エアフォースワンがカート・ハンセンの企みによってドッグタウンに墜落するため、大統領を救出してほしいと頼まれる。ソングバード自身もエアフォースワンに同乗していたが、墜落後、身柄を奪われる。
新たな物語に導く存在。最初は魅力的に見えるものの、徐々に独りよがりな面が見えてきてメンヘラ化していく。選択肢分岐で、この子と一緒に行くかを迫られることとなる。実質駆け落ちみたいな雰囲気を出していたので引いてしまった。自由の求め方を間違ってしまった女の子というキャラでした。
大統領マイヤーズ
戦えるタイプの大統領。出会ったときはリーダーシップがあっていいなと思える。段々と冷徹な面が見えてきて、最終的に強靭なメンタルを屈服させたくて殺したくなってた(笑)。無理なのでスクショで刀を構えた画だけ撮った。
リード
大統領の手駒、FIA(連邦情報局)の一員。7年前に事件があり身を潜めたあと放置されていた。ソングバードを見初めて育てた人間のため、消息を絶った彼女を探すため復帰する。
この人も自分の正しさを変に信じて行動している。自分だったらいい方向にどうにかできたと考えてしまう部分が見え隠れする。ジョニーの彼への手厳しいコメントに考えさせられます。
ぶっちゃけ全キャラ、最初はいいけど...、となるため、意図的にそう作られてると思います。本編と同じく、プレイヤーの価値観で判断するしかないですね。性善説ありきの作品で育ってるから、まっとうなこと言ってたら実は良い人なのではとすぐに思ってしまいます(笑)。
感想
純粋にシナリオやサブクエが面白かったです。新しい地域というのもあって、その中で基本的に話が動くので、一層ドッグタウンを濃く感じられました。
銃弾を弾く
戦闘では、刀で銃弾を弾き返せるようになったのが好き。気分はスターウォーズでした。
仮初めの自由の結末
おそらく4つ存在する。大きな分岐で2つに別れ、そこから更に各2種類の結末が待ってると思われる。自分が見たのはビターな結末でした。全員が幸せになる結末はないと思っていたからいいけど、大統領をどうにか殴りたかった(笑)
新エンディング
仮初めの自由をクリアすることで選べるようになる。手術をして《Relic》のチップを取り除くことには成功する。しかし目覚めたのは2年後で、昔のようにサイバーウェアを駆使して戦うことはできなくなってしまう。
みんな悪い方向に
それでもナイトシティに固執して出戻ったV。一般人の酔っ払いにからまれ、ぶん殴られて負ける悲しい展開。久々に会ったヴィクは企業の人間になり、パナムにはもう電話するなと言われ、リバーは医療費のために警察の情報を売り飛ばす人間に堕ち、Vがいなかっただけでそんな悪いこと起きるのかよと落ち込みます。
恋人だったジュディに至っては、別の女と結婚していた\(^o^)/。まさかのNTR展開。やっぱ他人に依存してるだけの小娘なんだよなと発売当時の印象が蘇りました。
希望はある
唯一、ミスティがワイルドに変身して、自分の道を見つけていたのが救い。Vもミスティと話すことで、ナイトシティに縛られる必要はないことに気付く。夢を失ったことは切ないけど、ただの一般人として新たな人生を生きる決意ができたのだけはよかったです。
大型DLC、大満足のよいゲームでした!!