キャロル/キャプテンマーベル、カマラ/Ms.マーベル、モニカ・ランボーがメインの映画。モニカはキャロルの親友の娘。カマラはディズニー+の主演ドラマで、モニカもディズニー+のワンダヴィジョンでパワーを習得している。
暗躍するクリー人
惑星ハラに暮らすクリー人。星系内の太陽を失ったことで、海は干上がり空気も汚れ、文明の終わりがすぐそこまで迫っていた。星を救うため、クリーの伝説に謳われた魔法のバングルを調査させ発見。しかし片方しか見つからず、時間がないため作戦を決行する。
異変
宇宙ステーションS.A.B.E.R.を監督するニック・フューリーが、ジャンプスペース異常の報告を受ける。フューリーの下で働くモニカが調査。時を同じくしてキャロルもクリー人の調査で彼らが魔法のバングルを掘り出した場所へと辿り着く。空を見上げると閉じていないジャンプスペースを発見、異常を察する。
入れ替わり
その異常に触れたことがきっかけとなり、キャロル、カマラ、モニカ3人の入れ替わりが起き始める。最初は入れ替わりに翻弄された3人だったが、入れ替わりを戦法として使えるようチームとしての絆を深めていく。
感想
3人の関係性が面白くて楽しかったです。一人で戦ってきたキャロルの問題点が浮き彫りになった話でもありました。すっきり終わったかと言われると、投げっぱなしの部分もあると感じる内容。うるせぇドン!っていう力業もあるけど、キャロルの美人度が上がってたので全部よし!
すれ違い
キャロルへの復讐も兼ねた戦い。敵の境遇に関しては、キャロルが原因の一端を担っているものの、太陽に関してはどうしようもない(あった)。
設定上、クリー人は、彼らを導いていたAIスプリーム・インテリジェンスに将来性なしと見捨てられ気味だったらしい。本人たちは気付いていなかったから、AIをキャロルに壊されたことを根に持っている。キャロルはキャロルで、AIから解放されたクリー人たちの内戦の発端を作ったことを気に病んでいて、という互いにずれた関係性だったみたい。
MCUでそうなのかは知らないけど、そういった記述を見てちょっと納得した。
カマラの明るさ
この3人の映画ということで、カマラの明るさがいい方向に働くんじゃないかと思っていました。実際にキャロルとモニカのいい緩衝材になってました。明るい子がいると救われますね。アクションも頑張っていて、能力をうまく使って戦う姿が面白かったです。
プリンセス
キャロルが結婚していた事実が判明。とある星の王子様と法的に政略結婚していた。敵との戦いに協力してもらったんだけど、その戦いがどうなったのかは分からずじまいという。Cパートで出てくると思ったけど何もありませんでした。今後の登場(フォロー)に期待。
ヴァルキリー登場
これはサプライズでした。キャロルと親交があった模様。難民のスクラル人を引き取ってもらった。本当にスクラル人は碌な目に遭ってない。スクラル人のコロニーシミュがあっても、イベント発生してすぐ星を追い出されそう。
最後にケイトが登場
ドラマ版ホークアイでホークアイとW主役だったケイト・ビショップ。カマラが勧誘をかけて、年少組のチームを結成しようとしている。年齢でいうならスパイダーマンも参戦するかもしれませんね。今後の展開が楽しみです。