リューネの海水浴 作・PHANTOMAさん

夏の陽光が射し込むヌエット海の砂浜。
灼熱の砂上に敷いたシートの上に身を横たえているのはリューネ・ゾルダークである。

ポーランド系アメリカ人の少女は、
露出度の高いビキニに包まれた筋肉質の身体を取り囲む男達に見せ付けていた。
水滴を浮かばせる水蜜桃。濡れた薄布からは金色の恥毛が透け、
谷間の食い込みから食み出た花弁と菊の花が男達の視線を釘付けにする。

「みんなで……オイルを塗ってくれないかな?」

艶笑を浮かべ、水着を太股まで下ろしながら尻を突き出すと、
男達は各々サンオイルの小瓶を手にとって塗りたくるとリューネの肌へと手を伸ばした。

「……これが……リューネさんのお尻……」

男の一人、ザッシュは両に割った尻肉を鷲掴みにしながら、
その谷間に顔を埋め、鼻先で尻穴を擦りつける。

「ねぇザッシュ……舐めてもいいよ」

恥部に当たる荒い鼻息に身を火照らせながら、ざらついた舌の感触を楽しむ。
犬の舌のように蠢く愛撫はすぐに表皮から臓腑へと潜り込む。
分泌された腸液が舌に撹乱されて泡立ち、粘着質の音を奏でる。
汚らしい恥部に奉仕させる背徳感と征服感に、精神は高揚する。

いやらしく蠢く男達の愛撫にオイルを塗りたくられ、既にリューネの身体は艶かしい光沢を放っている。
豊満な乳房を包んでいた水着もずれて勃起した乳首が零れていた。
全身を揉み解されながら流れる快い時間。それもやがて欲求不満へと変わる。

(……もっと気持ちよくなりたい……)

リューネは男達に視線を向け、水着の上からでも分かる怒張した肉棒を凝視した。

「みんな、そろそろいいよ」

お預けを食らっていた男達は歓声を上げた。

「……んっ……くむっ……」

男に騎乗位で跨りながらリューネは口一杯にペニスを頬張る。
口腔内に潜り込んだ二本の肉棒は頬を突き、喉奥を掻き回す。
くぐもった嗚咽を漏らす開口からは飲み干せなかった精液が溢れる。



口淫に耽りながらも腰の動きは忘れない。
リズミカルに身体を浮かせて肉をぶつからせながら、膣の深奥まで咥え込んだ肉棒を締め上げる。
数度目の射精にも関わらず、精液は勢い良くリューネの子宮を突き上げた。


両手を滑らせて肉棒を擦りあげれば白濁のシャワーが肌を濡らす。
男を咥え込むのは膣や口だけではない。それは排泄器官も例外ではない。

「リューネさんっ……気持ちいいです……!」

後ろから尻穴を犯しながらザッシュが抱き締めてくる。
首筋を舐められながら、乳房を弄ばれる。
たわわに実った弾力ある二つの西瓜は鷲掴みにされて凝り固まった乳首から母乳が噴出。
下腹部が注がれた精液で膨らんでいるので、その様は妊婦にも見える。

全身で交わりながら、リューネは精液を搾り取っていく。
それが海水浴に誘った彼女を断った男に対する当てつけのように。
恋人が不特定多数の男相手に乱交に耽っていると知れば、流石にあいつも落ち込むだろう。
リューネはそれを想像して、さらなる快楽を求めた。

テュッティのサウナ 作・PHANTOMAさん

「テュッティさん……綺麗だ……」

恥ずかし気もなく突き出された臀部に顔を埋め、男は感嘆の声を上げる。
餅々とした薄い肉付きを揉み解しながら眼前に曝け出されるのは、
愛液に濡れててらてらと艶かしい光沢を放つ花弁、
金色のアンダーは汗と淫蜜に濡れぼそって肌に張り付き、剥き上げられたクリトリスは勃起していた。
その上の谷間では薄茶色のアヌスがぴくぴくと痙攣を繰り返すのが覗ける。
酸味のある女の芳香を鼻腔で吸い込みながら、尻の谷間を割って恥部を曝しだす。

「あんっ……そこは……汚いわよ……」

事実は述べるが拒絶はしない。排泄器官を嬲られる恥辱に身体が熱くなる。
親指がアヌスの周縁部を愛撫を繰り返しつつ、ざらついた舌が小皺の収束点の表皮を舐め回す。
やがて舌は身体の内側まで入り込み、直腸を撹乱しながら粘膜を啜って泡を弾けさせる。
その恥音を耳朶を耳朶を打ち、テュッティの羞恥心と男達の興奮を煽り立てる。

「そろそろいいわ」

全身に汗を滲ませたテュッティは、ゆっくりと蜜壷に伸びた指が肉襞を左右に割りながら男を誘った。
肉棒はさしたる抵抗もなく肉襞を掻き分けてテュッティを深奥まで貫く。
その触感をゆっくりと味わう前に男の腰は白い尻を打ち付けていた。
白い蒸気で満ちたサウナ室に肉がぶつかりあう音がぱんぱんと響く。
板張りの床上に敷かれたタオルを握り締め、獣の体位でテュッティも尻を振って動きを合わせる。

「あっ、ああっ……あぁ、うんっ……」

突き上げられる度、重力に垂れた乳房が揺れる。
女性としては長身の美女を組み敷きながらピストン運動を続ける。
興奮のせいだろうか限界が近い。
男はテュッティの細腰を掴んで引き寄せながら肉棒で子宮口を突き上げ達した。

「ううっ」

吐き出された精液が蜜壷を満たし、収まりきらなかった奔流が泡立ちながら結合部から溢れかえる。
男は抽送を続けながら最後の一射まで子宮に注ぎ込み、それから肉棒を引き抜いた。

「ふふ。沢山だしたわねぇ〜。お姉さん感激しちゃう」

恍惚を浮かべながら甘い吐息を吐き出す。
男は一人だけではない。
周囲で据え膳を食らっていた男達が肉棒を待て余しているのは言うまでもない。
そう広くもないサウナ室に無数の男達が詰め込んでいる。
サウナの熱気というよりは閉塞感で息苦しく喘ぎながら、彼らはテュッティを見下ろしていた。

「おちんちんが沢山あって目移りしちゃうわね♪」

白樺の枝を持った男が選ばれた。
今夜の初めてに選ばれた幸運な男に入れ替わり、今度は白樺の束を手にした巨根の持ち主がテュッティを貫く。
精液を滴らせた蜜壷を肉竿が掻き回しながら性交は再開される。

「お尻を叩きながら愛してね」

荒々しい腰の動きに昂ぶった精神はさらなる高まりを求めた。
フィンランド本場のサウナでは白樺の枝で肌を叩くのは、染み出したオイルが美容と健康に良いからである。
テュッティにとってはサウナとセックスが美貌を保つ秘訣だった。
週末に一度、男達を招いて乱交に耽る。それがいつもの週末の過ごし方だ。
香り良い白樺、その枝の束が振り下ろされ白い尻を叩いた。

「ひゃんっ……ひゃあっ……!?」

振り下ろされる度、ペシッと勢いよく音が弾け、それに葉が揺れる音が混じる。
無論、手加減してのスパンキングだが、徐々にゆっくりと白い尻は紅潮していく。
男は尻を叩き上げ、尻肉を鷲掴みにして愛撫しながら白樺のスパンキングを続ける。

「あんっ、ああっ……いいわよ……お尻ぃ……!?」

物欲しそうに隆起を繰り返すアヌスを指で嬲ってやるとテュッティは腰をうねらせながら喘ぎ悶える。
指で盛り上がってきた周縁を押すと柔らかくて沈んでしまう。弾力の押し返しは殆どない。
肉棒で貫いたまま、男は肛辱を続けた。
尻たぶを鷲掴みにしながら親指をアヌスに引っ掛ける。指の先端は容易に沈んだ。

「ひゃあぁぁっ!?」

熱く蠢めく腸壁を擦り上げられて軽い絶頂に達する。
長い金髪を乱れさせながらテュッティは崩れ落ちた。
金髪が白いうなじと背中に張り付いて艶かしい。
絶頂の余韻に茫然自失とした表情で呼吸を乱しているのを見下ろせた。
テュッティと違って男はまだ達していない。

「今度はテュッティさんのケツ穴をたっぷりと愛してあげますよ」

脱力した女体を尻目に、肉棒を引き抜いてアヌスに宛がう。
愛撫に解された窄まりは精液が円滑油となった事もあり、さしたる抵抗もなく肉棒を受け入れた。
生温かい触感と膣とは比べ物にならない根元の締め付けに男は舌鼓を打ちながら、
テュッティの身体を後ろから抱き締めて引き起こす。

「……ひゃっ!?」

アヌスとの結合を保ちながら胡坐を作ると、膝上でテュッティを開脚させた。
意図を察した男の一人が歩み寄り中腰に身を沈めた。
テュッティと繋がったまま、シートを倒すように背中を床に預けて騎乗位を作る。
この体位なら同時に複数の男を受け入れさせる事ができた。

「流石にこれは初体験ですよね?」

後ろから乳房を掬い上げるように鷲掴みにしながら男が耳元に囁く。

「……何を、するの?」

漸く意識をはっきりとさせて来たテュッティに対する回答は言葉ではなく行動で示された。
もう一人の男は串刺しになっているアヌスに指を伸ばして、その開口部をさらに引き伸ばした。
開かれた隙間に自身の分身を宛がって強引に貫く。
本来なら二本も受け入れる余裕がないその穴は度重なる肛辱に拡張され、それを可能としてしまった。



「ひぎぃぃっ!?」

苦痛が皆無とはいかない。
臓腑を内側から限界以上に掻き回される感覚に流石のテュッティも悲鳴を上げた。
流石に根元まで挿入とはいかないが、二本の肉棒がパズルのように形を変えアヌスを突き立てる。
括約筋が弛緩して股間から生温かい液体が漏れるが、男達はテュッティの失禁など歯牙にもかけない。

「んぷっ……」

喘ぐテュッティの口をキスで塞ぎながら、肛姦は再開された。

ユキコ&クスハ小説 作・PHANTOMAさん

神奈川県、湘南地方、藤沢市。
旧西暦の関東大地震後、鉄道網の再整備が行われた今日では、
リニア鉄道の敷設により東京二三区にでるのに20分すらかからない。
連邦軍・伊豆基地から一時間程度の立地である為、
リュウセイ=ダテやクスハ=ミズハは休暇とあらば実家に帰省をしていた。

海岸近い静かな住宅街の片隅にリュウセイの実家はある。
警察官であった父親が殉職後、嵩む母親の医療費を鑑みてローン途中のマイホームを引き払い、
2LDKのアパートに引っ越したのは今から数年前のこと。
リュウセイが入隊した今となっては、一人暮らしには広すぎるくらい。
だから、リュウセイの部屋は入隊前の状態が維持されていた。

その部屋に一人息子が帰省すると、
毎夜、悩ましげな喘ぎ声が薄壁の向こうまで筒抜けになる。

「リュウ、早くぅ〜!」
「ああっ…リュウセイ君、お願い…!」

痴態を写した写真が壁中に張られた部屋、
その中でリュウセイの母親であるユキコ=ダテ、
幼馴染であるクスハ=ミズハは一糸纏わぬ肢体を晒し、
熟女と少女の尻がリュウセイに突き出されていた。

「お尻ぃ、お尻〜拡がってるよぅ〜っ!」

正月に飾る依代の意味を持つ松飾り、
特大バイブレーターほどの太さの竹を3本束ねた門松が、
クスハの女尻に深々と突き刺さり、
限界以上に引き伸ばされた薄いピンク色の肛門が輪を描き、
滲み出た腸液が肌をヌラヌラとてからせた。

たっぷりと注入された御神酒によって腹部は相撲取りのように膨らまされ、
普段は細いウエストに正月飾りの注連縄が巻かれている。
腸内から摂取されたアルコールでクスハの頬はほんのりと紅潮して、
泥酔しているためか紡がれる言葉の呂律も怪しい。
傍らに置かれた羽根突き板で叩かれたのだろう。
白い双臀もまた赤く腫れ上がっていた。

破魔矢が挿し込まれた膣口と尿道。
愛液と小水のカクテルは、股下の鏡餅と畳みを濡らす。

身体のあちこちを弄ばれながらも箸を持ち、湯気立つお雑煮を啜るクスハ。
性技と食事を同時にこなす様はアンバランスで初々しく、
その媚態が室内の各所に設置されたカメラによって撮影され、
リアルタイムで全世界へネット中継される。
クスハの艶かしい姿は部屋のPCでも確認できた。

部屋のTVなどに映し出されているのは、ユキコの媚態である。
36歳、18歳の息子を持つにしては若い未亡人もまた同じようにネット放映の最中だ。

「クスハは、もうちょっとだけ待っていてくれよ」

身悶えるクスハを横目に、リュウセイは実母の調理にかかった。
除夜の鐘が響く中、クスハと同じような姿勢で、温かい年越しソバを啜っているユキコ。
その突き出された女尻に手をかけ、やや垂れ気味の尻肉を鷲掴みにして開く。

「せっかく正月休みをとったんだ。朝まで可愛がってやるよ、おふくろ」

日頃の自慰とアナル拡張によって弛緩した括約筋はだらしなく、
指先で開いてやると造作もなく口を開けた。
ぱっくりと開花した菊座に特大の漏斗を嵌め込んでやり、
湯気立つ丼の中身を注ぎ込んだ。

「ひゃ…くぅっ!?」

温かいソバではあるが火傷をするほどの温度ではない。
とは言っても敏感な部分である直腸で蕎麦液を受けるのだから、
体感温度的には灼熱感を感じさせるほどだ。
ユキコの肛門がビクビクと震えるが漏斗が差し込まれていては、
異物を逆流させるほどの力にはならない。
「どうだ、おふくろ。…ケツで蕎麦を食べる感想は?」
「…熱い…熱いんだけど…いいのぉ〜!!」
「たっぷりと食わしてやるよ」
(…お蕎麦イイ…あぁんっ…おちんちんより…イイわぁ〜っ!?)

恍惚とした表情でソバを飲み込んでいくユキコ。
ソバが漏斗や直腸で詰まった時には、リュウセイが箸で掻き回して解したり押し込んでやる。
時にはペットボトルのミネラルウォーターを注ぎ込み、水流で押し流した。

「ひゃあっ! …お尻がひりひりっ…ひりひりするのぉーっ!?」

たっぷりと唐辛子が振られたソバは、その塊が直腸を擦過すると恐ろしい刺激を発揮する。
蕎麦液程度ではない灼熱感に腸壁が刺激され、痛いくらいに感覚が暴れ狂った。
悶えながらも姿勢は崩さず、さらなる肛虐を求めて喘ぐ。
出前でとったソバは何杯でもある。

(ああっ…おソバがこんなにイイなんてっ…!?)

唐辛子の発汗作用か興奮なのか汗が熟れた女体を濡らす。
うなじに張り付く茶色のソバージュヘアも額に張り付いた前髪も
美女美少女に慣れたリュウセイを満足させるほどに蟲惑的だ。
(…んんっ…何杯でも入っちゃいそうっ…!?)

年相応ではないが脂肪が乗り始めたものの、
まだ十分に細いと称えられるウエストが少しずつ膨らんでいく。
西瓜サイズの乳房は肉のぶつかりあう音を掻き鳴らしながら、
黒ずんだ薄茶色の乳首から母乳が噴出して宙を舞い、
畳に甘い匂いを立ち昇らせる染みを広げた。



「漏斗は抜くけど…漏らしたらお仕置きだぜ?」
「ううんっ…リュウ、酷い…っ…!」
「漏らしたら、今日はもう可愛がってやんねぇからな…おふくろ…」
「我慢…我慢するから…お願いだから、やめないでっ…!!」

ちゅぽん、と厭らしい水音を鳴らしながら漏斗が抜かれ、
栓が抜けた肛門が開放された。

「…んくぅっ!?」

内容物の逆流を押し留める努力は報われる。
まだ経験不足のクスハでは無理だったであろう、手馴れたユキコの経験のなせる技だ。
びくびくと痙攣する肛門から食み出て咥え込まれたソバ、
それを啜ってリュウセイは美味そうに嚥下していく。
挟まったソバを吸出し、溢れる蕎麦液で喉を潤す。
肛門の纏った汁を全て舐めとってから、ようやく女尻を開放した。

「うめえ…」

感嘆の声を上げたリュウセイは丼に手を伸ばす。
箸でソバを掬い上げると緩まってきた肛門に宛がって押し込んだ。
蕎麦液が多少は零れてしまうが、ソバ自体はユキコの臓腑の中へと沈んでいく。
本来は排泄を司り押し出すはずの器官が蠢いて、
蕎麦湯が弾け下品な音を漏らしながら、ソバを啜っていく。
既にユキコの腹部はクスハの倍、三倍に膨らんでいた。

「やっぱり、箸じゃ上手く入らないな」

海老天と油揚げは苦労して捻じ込むことに成功したが、
流石に蓄積量が多く、箸でソバを押し込んでも汁が溢れるばかりで作業は殆ど進展しない。
漏斗ナシでは困難だが、一度外した道具をまた使うのも芸がない故だろう。
リュウセイは直接丼に手を突っ込み、掌でソバを掴んだ。

「漏らすなよ」

ソバを纏わせた指先を伸ばして肛門に宛がい、
爪先で皺の窄まりを押し開き、そのまま指先を捻じ込んだ。
括約筋が悲鳴を上げるも手の平は、ゆっくりとだが確実に肛門に潜り込んでいく。
出口の開放によって内容物がすぐに逆流する訳ではない。
蕎麦液こそ溢れるが、拳が栓となって本格的な決壊を防いでいた。

「ひゃあっ…入ってるっ…リュウがお尻に入ってるっ!?」

手首まで挿入して腸壁を指先で擦りながらの前後運動。
日頃の拡張によって痛みはなく、あるのは壊れた悦楽だけ。
AFとは比べ物にならない擦過による快感は、精神が狂わんばかりに肉体を困惑させる。
手首が直腸を穿つごと、蕩けた精神は軽い絶頂を迎え、股間からは水飛沫が舞った。

「ひゃあっ…あくぅっ…ひゃあっ!?!?」

掌と肛門の隙間にもう一方の掌を宛がえば、ユキコの女尻はそれさえも咥え込んだ。
二本の腕が腸内で暴れ回り、ユキコの快感は最高潮に達する。
自制することもできずに尿が漏れ、迸った水条は鼻につく匂いを立ち昇らせた。

「…はぁ…はぁ…」

数分後、ユキコが意識を取り戻してから腕を引き抜く。
今度も括約筋は耐え抜いて、畳に零れたソバの量は僅かに留まった。
リュウセイは畳にぶち撒けられた生温いのびたソバを拾い上げ、口に放り込む。
脱力したユキコの身体を抱え上げ、そっと唇を重ね、
その口内へとソバを流し込んだ。

「んんっ…!?」

互いの下が求め合うように絡まり、
2人の口腔内で噛み砕かれたソバを舌先で掬い取って、
唾液混じりの炭水化物を交互に嚥下する。

「くちゃ…んぐっ…くちゅ…くちゅ…」

全てを飲み乾して長い接吻は終わる。
接吻は甘いものだったが、精神の高揚が終われば、
腹部を圧迫する内容物が苦悶となる。
ここまで耐えてきたが、流石にユキコの限界も近い。
後始末のことを考えれば、室内で限界を迎えられては困るものだ。
腹痛とともに腹が鳴り出したユキコをトイレに向かわせ、
リュウセイはクスハを連れて後を追う。

開けっ放しのドアの内側では、
ウォシュレット付の便器、その温められた便座の上にユキコが屈んで尻を突き出している。
洋式便器の上で、和式便器を跨いで屈む姿勢を作っているのは、
決壊する最期の瞬間がリュウセイによく見えるよう調教されているからだ。
無論、トイレ内や便器内にもカメラは設置されている。

「後始末はクスハの任せるぜ」
「うん、リュウセイ君…」

以心伝心、クスハはリュウセイの望み通りにユキコの女尻に貌を埋める。
恐る恐る近付いた舌先が菊座を嬲り、その刺激に弛んだ括約筋が限界の時を迎えた。

「ぅん、ううんっ…クスハちゃんっ!?」

初めに蕎麦液が勢い良く噴出、続いてそれにソバが混じり出す。
次第に天麩羅や蒲鉾が混じりだすが、基本的には蕎麦液とソバが混合物の大半だ。
ソバが出口で詰まれば、クスハがそれを舌で吸い出す。

「んはっ…! おば様のお尻から食べるお蕎麦美味しい…」

顔面を蕎麦液で汚しながらソバを啜るクスハの貌には恍惚が浮かぶ。
喉を鳴らし、はしたなく嚥下していく姿に、日頃に纏う清楚さは微塵もない。
無論、女尻からソバを捻り出すユキコにも貞淑な未亡人の面影はどこにもなかった。
そこには二人の恥女がいるだけだ。

「クスハちゃん…」
「おば様…」

ソバを排泄し終わるまで、かなりの時間がかかった。
ユキコの腹腔は縮まり、元の細いウエストを取り戻している。
それでもある程度の量のソバと液がユキコの臓腑には残されている事は間違いない。
一定以上の浣腸は自力では解決できず、時間を待つしかない。

内容物を吐き出した肛門は閉じる気配を見せず、
粘膜が糸を引く物欲しそうにぽっかりと開いた空洞を見せ付けながら、
捲れ上がってピンク色の腸壁を曝している。

「ああっ…リュウ…!?」

リュウセイはトイレットペーパーを丸めて千切り取り、
蕎麦液の滴るユキコの女尻を拭いてやった。
紙越しに菊座の胎動が感じられる。
何度か紙を千切っては拭き、便器内に紙を放り込んで捨てた。

実母と幼馴染を可愛がりこそすれ、リュウセイはまだ一度も抜いていないのだ。
まだ、満足できるはずがない。

「リュウセイ君…」
「リュウ…」

外では初日の出が昇ろうとしていた。

迷宮のプリズナー 作・PHANTOMAさん

ノイエDC所属の潜水母艦、愛機を失ったクスハ=ミズハは捕虜としてそこに捕らわれていた。
母艦を率いる指揮官の名はアーチボルト=グリムズ。
エルピス事件の首謀者として悪名高いテロリストである。

「イブに上物の女捕虜とはサンタも粋な計らいをしてくれるものですね」

アーチーは、三角木馬の上に拘束されたクスハの臀部を撫でながら呟く。
後ろに回された諸手を革ベルトで拘束され、足枷に重りを吊られては身動き一つとれない。
木馬の突起が股座にこれ以上食い込まぬよう、太股で挟み込んで必死に体重を支える。
それでも突起は容赦なく体重でめり込んで、クスハに愛液と小水を垂れ流させた。
二つの液体の混合液は混ざり合いながら、黒い染みとなって木馬を零れ落ちていく。


  「こ、こんな事をして…ジュネーブ条約に抵触するんですからっ!!」

絶望的な凌辱から逃れようと強気な表情を作って声高に叫ぶクスハ。
身動き一つとれぬ状態では、捕虜の取り扱いを決めた条約の権威にすがるしかない。
その表情が青褪めていて、声音も震えているのは、抵抗が無駄だという事を理解しているからだ。
それでも叫ばすにはいられなかった。

「ククク、頭の足りないお嬢さんだ…それとも分かっていて叫んでいるかな?」

  肛門を指で嬲られて身悶える捕虜を見下ろしながら、アーチーはピアスニードルを取り出す。
たわわに実った乳房を鷲掴みにして、先端の桜色の突起を抓み、
自分の手に刺さらぬようにだけ気をつけ、ニードルを弾力ある乳房に突き立てた。
「ひぎっ!!」

針の先端が乳首に沈むと赤い雫が浮き出る。
肉の弾力を押しのけながらニードルは体組織を掻き分け、
やがて反対面の表皮を突き破った。

「ひぃっ…痛ッ…痛いっ…!?」

血管が浮き出るほど白い乳房に走る幾多の赤い筋。
ニードルを貫通させた乳房を解放してやると、もう一方の乳房にも同じように針を立てた。

「嫌ッ、やめてッ…もう、やめてっ!!…ゆ、許して下さいッ!?」

半狂乱のクスハが身悶える為、作業はより苦しみを伴うはめとなる。
大き目の瞳からの涙が溢れ出て頬を濡らす。
先程の毅然とした姿はどこにもない。
そこにあるのは無力な年相応の少女の嗚咽だ。

「五月蝿い娘ですね。もう終わりましたよ?」

ニードルで空けられた風穴にピアスを嵌め、
溢れ出た血を装飾の施されたハンカチで拭って作業は終了する。
クリスマスに相応しき最初の奴隷の烙印。 
ピアスには鈴が吊られていて、クスハが身悶える度、華やかな音が立て鳴らされる。

「…お、終わった…の…」
「ええ、ですが、まだ次があります」
「!?」

全裸にリボンだけが巻かれた少女は膝を震えさせながら、その白い奥歯をガチガチと鳴らした。
アーチーは懐から赤い蝋燭を取り出し、マッチで火を燈す。
揺らぐ蒼い炎は蝋を溶かし、その先端を崩れさせてゆく。

「熱っ!?」

ぽたぽた垂れる熱い蝋が捕虜番号を記した尻肉のタトゥーの上に落ち、赤い染みを点々と刻む。
低温蝋燭であるため火傷だけはしないが、痛みは身体を走る。
痛みを堪えるために身体が引き締められて、尻肉に描かれた認識番号「UNF-POW188」と「FUCK MY ASS」の落書きが形を崩す。
クスハが喘ぐ度、脂肪がたっぷりと乗った乳房と尻肉がぷるぷると揺れた。

「くぅっ…熱い…熱いよぅ…」

赤く染め上げられた白い背中から尻肉には脂汗がたっぷりと浮かぶ。
女捕虜の存在は娯楽の少ないDC兵達にとっては、数少ない楽しみであり性欲処理の手段。
砂糖に群がる蟻のようにクスハの周りには人垣ができるのは当然の帰結だ。
クスハの悲鳴と媚態を鑑賞しながら手淫に耽って、日頃から女に餓えたDC兵達は鬱憤を解消する。
この後に待ち構える女捕虜との交わりを妄想しながら。
DCの理想を打ち崩し、同胞を数えられぬほど殺した連邦のエースの一人にかける情けはない。
命が終わる瞬間まで弄ばれるのが待ち構える運命だ。

「…はぁ…はぁ…もうイヤ…」

蝋燭落しが終わった時にはクスハの身体は脱力しきっていた。
前髪は額に張り付き、全身は汗に濡れて妖しい光沢を放ち、漏らした小水の匂いが鼻につく。
一つの責め苦が終わっても安らぎは与えられない。

「アーチボルト少佐、我々にも楽しませて下さい」
「いいでしょう、君たちもクスハ君と遊んであげて下さい」
「…ああっ…!?」

特大のそれを男達は一本ずつ抱えていた。
白い液体がたっぷりと入った特大のガラス浣腸器を見てクスハは表情を変える。
それだけは犯される以上に嫌だった。

「お願いですから…何でもしますから…そ、それだけは…やめて下さい…」

無駄な抵抗は、行為をほんの数秒だけ先延ばしにできた。
引き換えとして、少女の羞恥心は男達の嗜虐性を煽る結果を齎してしまったが。

「ひっ!?」

抵抗虚しく、尻肉は割られ嘴管が無防備の肛門に捻じ込まれる。
ガラスの冷たい感触に悲鳴が漏れた。

「やぁぁっ、許してぇ!?」
「暴れるとガラスが割れてケツ穴がずたずたに裂けるぞ?」

それでも彼らは構わない。男達の嘲笑は無慈悲だ。
これは少女エースに刻まれた兵士としてのコンプレックスを克服する為の儀式でもあるのだから。
クスハという存在を滅茶苦茶にできさえすれば十分なのだ。
彼女に罪はないといっても憎悪の炎が消える訳ではない。
「ひゃあっ!?」

生温いクリームの感触。
直腸を逆流するクリームの異物感に括約筋を引き締めても、注入される奔流は留まることを知らない。
リットル単位を注ぎ込まれて下腹部が少しずつ膨らんでいく。
シリンダーの中身を全て注ぎ込んでは、新たなシリンダーが女尻に宛がわれる。

一人、また一人と浣腸を終える度、腹部は風船のように膨らんでいく。
小振りな西瓜程度はある巨乳を吊るしているものだから、
膨らんだ腹腔と相まって妊婦にしか見えない。

「くうっ…お腹が苦しい…よ…!?」

本来は膨らむはずのない臓腑をクリームで満たされているのだ。
腹腔の圧迫感で呼吸もままならない。
臓腑が悲鳴を上げて、ぎゅるぎゅると腹を鳴らす。
クリームの逆流を押し留めているのは強い羞恥心と括約筋の必死の抵抗。
限界はすぐそこにある。

腹痛は激痛と呼べる領域に達していた。
このままだとクリームが口から逆流するのもそう遠い先の事ではない。
既に苦悶に貌を歪めながら、嗚咽を漏らす事さえ困難だ。
乙女の尊厳と苦痛からの解放が天秤で量られる。
痛みが思考力を削っていき――

(助けて、ブリット君…)

否応なしにカタストロフは訪れ、クスハの菊花は散華した。

Prisoner of Messiah 作・PHANTOMAさん

連邦軍極東支部、軍刑務所、その監房の最奥に一人の女囚が収監されている。
L5戦役で連邦軍に甚大な損害を与えたエアロゲイターの指揮官レビ=トーラー。
アイドネウス島、異星の最終兵器セプタギン近くの残骸から発見されたレビは、
戦犯容疑をかけられた捕虜としてこの監獄に搬入されたのだ。
異星人に関する貴重な情報源として……。

複数の看守を引き連れて独房に踏み込む。
饐えた匂いがするコンクリート造りの個室の中、レビは怯え顔で焦燥しきっていた。

「……また尋問なのか?」

身体を震わせながらレビが問い掛けてくる。
その震えは寒さによるものではなく、恐怖によるものだ。
連日の尋問ですっかりとレビは怯えきっていた。
ひょっとしたら、記憶がないというのは本当の事なのかもしれない。

「……吐く気になったか?」
「知らない! 本当になにも知らないんだっ!」

癇癪を起こして暴れ回るレビを看守達が押さえつける。
手枷で諸手を拘束している以上、危害を与えられる危険性は低い
。 ……が、コンクリートに頭もぶつけるような真似――自殺をされては困る。
激しい尋問に耐え切れず、自殺という道を選ぶ囚人が後を絶たないのが収容所の実情だ。
DC戦争、L5戦役を経た今の地球に裏切り者に対する寛容さはない。

「は、離せっ!!」

その言葉遣いは語彙力のなさに起因するものなのかもしれないとはいえ、
まだ、自分の立場が分かっていないようだ。
掌でレビの頬をぶって黙らせる。

「あうっ!?」

倒れ込んだレビの身体を看守が支える。
口の中を切ったのだろう。レビの唇から血が滲み出ていた。
その大き目の双眸は涙で潤んでいるのが見えた。

「少し自分の立場を弁えて貰おうか……」

レビの細顎を掴んで持ち上げながら、耳元に囁いてやる。
サディスティックな笑みを眼前で見て少しは理解できたのだろう。

「うっ……ううっ……」
あるいは尋問の辛い記憶がフラッシュバックしたのか、
レビは泣きじゃくる子供のように嗚咽を始めた。
看守が手を離すと華奢な身体が床に沈み込む。

俺は、それを見届けるとスボンのベルトを緩め、下着ごと膝までずり降ろした。
勃起して反り返るペニスを手に取り、白い頬に擦り付けてやる。
男の象徴が放つ饐えた匂いとグロテスクな物体に対する嫌悪感と恐怖、
そして屈辱にレビが顔を歪める。
征服欲と嗜虐心をそそらせてくれる顔だ。

「そうだな……いつものようにやって貰おうか?」

尋問に伴う性的な拷問は認められている。
情報さえ絞りとれるのならば、殺人以外の大概の行為は黙認されていた。
まして、異星の指揮官様相手だ。
流石のジュネーブ条約やハーグ陸戦条約も適応外だ。
ゆえに職務に熱心な俺はこうして役得にも預かれる。

「んぷっ……」

恐る恐る先端を口に含んだレビ。
その頭を掴んで股間に押し付けると、
少女の口で受け入れるには大きすぎる肉塊に苦悶の喘ぎが零れた。

「噛むなよ?」

歯さえ立てなければ、特に問題はない。
喉奥までペニスを捻じ込んでから、ゆっくりと腰を動かし始める。
俗にいうイラマチオという奴だ。
レビの口を女性器に見立てて抽送を楽しむ。
熱い唾液と舌がいやらしく絡み付いてきて心地好い。
口技は未熟でも、年端もゆかない少女にしゃぶらせているという現実が、
征服欲を満足させてくれる。

「ちゅぱっ、ちゅぷっ!?」

淫靡な水音が口腔内で何度も弾ける。
涎がぷっくらとした唇から零れ落ちるが、
レビにそれを気にする余裕はない。

「んぷっ……ううんっ……んっ……!?」

  ペニスを受け入れるのに背一杯で、
くぐもった嗚咽を漏らしながら鼻息を粗くしているだけ。
垂れるのは涎だけではない。
涙と鼻水もだ。



「んくっ……ずずっ……」

鼻を啜りながら、レビは奉仕を続ける。 薄暗い蛍光灯が照らすコンクリート作りの室内は暖房器具もなく肌寒い。
ボディラインを惜しげもなく魅せつけるタイツ一枚だけでは拷問に等しいだろう。
レビが自分から折れる事を期待して毛布の一枚も部屋にはない。

相手を尊重する真っ当な性交渉と異なり、自分勝手な蹂躙だ。
美少女を嬲るという興奮もあって限界は数分で訪れた。
ペニスがびくつき射精を堪えるのは至難だ。
根元までレビに咥え込ませて果てる。

「くぅっ!!」

喉奥に灼熱感ある白濁を注ぎ込む。
射精の迸りは一度で終わらず、ピストン運動を続けながら何度も吐き出してやる。
レビは喉を鳴らしながら、喉に絡みつく液体を嚥下していく。
飲み干せなかった泡立った精液が口から溢れ、紅潮した少女の白い肌を彩る。

「……んはっ!」

ペニスを引き抜いてやると咳き込みなから倒れる。
苦しそうに咳を吐き出す度、粘り気のある白塊が宙を舞った。
脱力したレビは華奢な肩を上下に揺らして、苦しげな呼吸を整えているようだ。
涙目で上目遣いにこちらを見つめてくる顔は弱々しく、
許しを乞うているようだ。

いや、許しを乞うているのだ。
可憐な少女の仕草は憐憫の情を抱くに値するものだろう。
だが……。
――許すものかっ!!
L5戦役の終盤を飾ったオペレーションSRWでは、連邦軍は総戦力の八割を喪失した。
あの日、何万という戦友と同僚と仲間が逝った。
その大半は目の前の無力な少女の手によるものだ。
許せる訳がない。
許せる訳がなかった。
民間人を含めれば億単位の殺戮者を許せる人間などいようものか。

あの日、仲間達が次々と命を散らす中、ただ必死に逃げ回るしかできなかった無力な自分。
そんな自分に復讐のチャンスが与えられたのだ。
あの日を生き延びた意味はあったのた。
それだけは神に感謝できる。

「……もう許して……くれ……」

弱々しい懇願を無慈悲に踏みにじり、
俺はレビの身体を組み敷いた。
この少女に少しでも多くの絶望を味合わせるために……。
絶望の宴は今から始まる。