マットが悪党のロシア人たちを倒して回る。ボスの名前を聞き出そうと痛めつけ、一人がフィスクの名前を出してしまう。名前を出すことは近しい人達の死になると知っていた男は、自分で突起物に頭を突き刺して死亡する。殺さず戦っていたマットは呆然とする。
ここは中々怖いシーンでした。肥大した恐怖は自分の意思で脳天貫いて死ぬことまでさせてしまうんだ。
恋路を邪魔されてぶち切れるフィスク
画廊で女性と出会い良い感じになるフィスク。デートにこぎ着け素敵な時間を過ごしていた。そこにロシア人をまとめる兄弟の弟が力を借りようとやってくる。恥をかかせたと弟にぶち切れて散々殴ったあと、車の扉の開閉ギロチンで首を落とす。
やっぱ怒りを制御できなくなるんだな。しかしデートした女性は、改めてフィスクと関わりを持とうとする姿勢を見せる。ただ者ではない。
クレア
ケガして気絶したマットを世話したことで繋がりができた看護師のクレア。しかしマットとの繋がりを怪しまれてロシア人にさらわれてしまう。殺されかねない危機一髪のところでマットが救出に来る。ここは完全にヒーローものでした。
二人の距離がぐっと近づく展開。しかし、クレアはマットの生き方に踏み込めず止めたがっている。二人に結ばれてほしいもんですがどうなるやら。
フォギーとカレン
二人はマットの活動を知らないまま仕事を続けている。フォギーはカレンのことを女性として意識しているっぽいが、カレンはマットに興味を見せる素振りがあったりと真意が掴めない。フォギー面白いし良い奴なので報われてほしい。
カレンは行動力が高く、記者と繋がって事件に踏み込んでたり危険なことをしてる。カレンに死亡フラグを感じていてちょっと怖いです。
6話のウラジミール
ロシアンマフィアのボス兄弟の兄。短気なタイプに見えるがフィスクの手を借りようとする弟を叱責するプライドの高さを持つ。弟がフィスクを怒らせ殺されたことを、フィスク側の計略によってマットのせいだと思い込まされる。
足切り
しかしフィスクの命令でロシアンマフィアは足切りされて壊滅。マットは生き延びたウラジミールを襲撃するが、フィスクの手先の警官がウラジミールにとどめを刺すために現れたことでウラジミールと共に逃亡。死にかけのウラジミールを蘇生して情報を聞き出そうとする。
ウラジミールの最期
マットとの対話でマットの甘さを見抜くウラジミール。体力が少し戻ったことでマットに戦いを仕掛けそのまま殺されようとする。それも心肺マッサージで蘇生され、見殺しすらできないマットに呆れと信念を見る。最終的にフィスクの放った特殊部隊の足止めを買って出て死亡する。
すぐ激昂するタイプなので、フィスクの策に翻弄されてみじめに死んでいくキャラかなというのが初見の印象。裏の世界を生きてきた男の意地を見せてもらえました。