五味さんの情報から白骨化してることを考えると1ヶ月前に行方不明となった月島未来ではないことが分かった。その現場付近で蓮見花音が目撃されており、沖島マヤ殺害に次いでこの死体遺棄事件の重要参考人となる。冴木は蒼佑の墓参りで運良く花音に接触したが、意味深なことを言われたあとタクシーで逃げられる。
冴木のダッシュの遅さよ。7年経って鈍ってしまったな。
神代建流
冴木と燈子は、灰川邸生存者の一人・川口悟に話を聞く。当時、危険なことをした建流を皆で注意したことで彼を灰川邸から追い出す結果になってしまう。その一ヶ月後、警察が灰川邸にやってきたことで灰川は子供たちとの家族生活をやめる決断をする。悟は、あのとき警察に連絡したのが建流かもしれないと思っていた。そして家族を殺そうとしていると。
ようやく建流の話が出てきました。
建流の母・陽子(長谷川京子)から話を聞く
陽子が再婚して子供を産んだあと、建流は新しい父から虐待されるようになる。陽子も夫が怖くて建流を遠ざけてしまう。誕生日に贈ってくれた赤いカーネーションを、赤は血の色みたいだから嫌いと拒絶。建流は家出してしまう。それから毎年、陽子の誕生日には黄色いカーネーションが届けられた。
実家に戻った建流
灰川邸を追い出されたあと実家に戻ってきた建流。夫と既に離婚していた母は建流を受け入れてくれた。しかし、弟に暴力を振るっているところを母に見られ家を追い出される。追い出したあと陽子は弟に事情を聞くと、黄色いカーネーションは変だと言ってぶちぎれられたとのこと。
再婚して連れ子に冷たく当たる話は悲しいですね。何より闇を感じるのが、弟も家を出て以降、陽子に会いにきてないという。陽子もかなりやってんな、何したんだよ。ただ冴木達が帰ったあと顔に傷のある男が部屋を訪ねてるので、実は建流の弟説がある。
東優磨、事故に遭う
精神が不安定で家もゴミ屋敷になりセルフネグレクト状態だった優磨。何かから逃げていて車に轢かれてしまう。一命は取り留めたものの意識不明。これは本当に追われてたというより、精神的な病気の可能性もあるな。でも現場には花音がいたという。
記者・森燈子の過去
高校生の頃、文学女子だった燈子。図書館でよく寝ていた一匹狼みたいな女子と話すようになる。彼女の家庭環境が良好でないことが察せられ、彼女の手首にリスカの跡を見る。
嘘
彼女と近づきたかった燈子は、自分の家庭もクソだよと言ってしまう。その後も小説の知識を総動員し、どんどん嘘を塗り固め、遂に彼女の口から詳しい家庭の事情を聞くまでに至る。更に彼女に近づくため、学校内のトイレでリストカットし病院に搬送。病院から両親に付き添われて出てきたところを彼女に見られ、彼女はその後自殺。
普通の家庭に生まれてる分、今までで一番痛々しいエピソード。早送りしそうになったわ。冴木に未来ちゃんを探す理由を聞かれた燈子は、今度は分かったふりはしたくないと告げる。
未来ちゃん発見!!
生きてました。花音の居場所を追って辿り着いたカフェで、怪しい動きをする女の子たちがいた。危険を感じた冴木が部屋に強行突入すると、そこは帰る場所のない子たちを匿うシェルターになっていた。未来ちゃんはそこで無事に暮らしていた。
花音の事情を聞いている
花音の家で世話になったあとカフェに紹介してもらう。その間に花音は未来ちゃんに灰川の話をしていた。未来ちゃんの手首に書かれた六花のマークは、未来ちゃんが独断で入れたもので花音も驚いていたとのこと。事実を知ると大したことないタイプのミスリードっていいですね。
冴木、なぜか告白し失敗する
未来ちゃんからの情報で花音が灰川の地元にいることを突き止めた冴木。そこで花音に同じような傷を持つ者同士一緒に逃げようと告白。そこに傷の男が現れる。冴木と男は取っ組み合うが、どちらも花音にむかって「逃げろ!」と叫ぶ。困惑した冴木を余所に花音はその場から立ち去る。
冴木の悲しいピエロっぷりに涙(笑)7年前からめちゃくちゃ惹かれてるんだろうね。宿屋のときの良い雰囲気の会話は妄想ぽかったし。そう思うとまだ冴木も怖い部分あるな。
神代建流、死亡
冒頭の白骨死体は建流だと判明、傷の男は建流ではなかった。傷の男は以前に花音に会いに来てたし、花音、傷の男、建流の母の陽子が繋がってるのかな。建流が死んだ(殺された?)復讐なんだろうか。マヤの謝ってる相手は目上の相手ぽかったし、マヤに関しては犯人陽子説は本当にあるか。
花音が力を貸してるとすれば、建流と付き合ってたとかなんだろうか。謎ですね~。
感想
情報がちょっとずつ見えてくる焦れったさが楽しいです。