メインストーリークリアは50時間。ほどよいボリュームでした。難易度は探索すればするほど簡単になっていくバランス。中盤にナンジャモというジムリーダーに苦戦したところが一番大変で熱かった。
ポケモン集め
見たことのないポケモンに出会うとテンション上がるし捕まえたくなる。ただかなり多くて今作は全部で400体いたそうです。クリアする上では意味はないのでスルーしてもいいんだろうけどボール投げちゃうね。見た目が気に入ったポケモンだけ連れていくくらいの感覚でもいいのかもしれない。
ジャッジと厳選
クリア後に『ジャッジ』というシステムが解放。各ステータスがいいか悪いかを判定してくれて、総合的に、まずまず、平均以上、相当優秀、素晴らしいと評価してくれる。クリアまでに集めたポケモンたちの中で『素晴らしい能力!』と評価されたポケモンは、10体ちょいくらいしかいませんでした。
加えて性格という要素がありレベルアップ時の能力上昇に関わってくる。物理攻撃の強いタイプが特殊攻撃向きの性格だと、ステータスの評価が高くても弱くなってしまう。そうならないよう厳選していくらしい。イーブイをたくさん捕獲して厳選してみましたが、いい個体を引けなくて大変さを知った。
メインストーリー
チャンピオンロード
自分がイメージしていたポケモンの王道ルート。8つのジムをまわる。ジムリーダーと戦う前にテストがあり面白いものからしょうもないものまで揃ってました。セルクルジムの『オリーブ転がし』というジムテスト。ジムリーダー撃破後に遊べるコースが中々に鬼畜なのでやってみてほしい。
オープンワールドの弊害で適性レベルで戦えなかった人がいたのが残念。レベル補正があるとよかったね。あとジムリーダーとも個人的な交流を持てたら嬉しかったな。
レジェンドルート
ペパーという友人キャラ関連のルート。原因不明で伏せっているペパーのポケモンを治すために5種類の伝説のスパイスを集める。その過程でヌシポケモンと戦うことになる。スパイスを一つ見つけるたびに彼のポケモンが生気を取り戻していく。
快方に向かっているとはいえ心の何処かでは、寿命が近づいていて最後は死ぬパターンかもしれないという気持ちで進めていた。そして実際に最後のスパイスを与えたあと、やっぱりダメかもという流れになってしまう。涙を流すペパーを見て薄々察していたんだろうなと思えて泣けました。しかし意外にもポケモンは立ち上がって元気になりハッピーエンドで終了。これは予想を裏切ってくれてよかったパターン。
スターダストストリート
スター団という不良集団を倒すルート。実態はいじめっ子に対抗するために集まったいじめられっ子たちのグループ。そして既に彼らが行動した結果、いじめっ子たちは学園から追放されている。現校長はそのあたりの事情を知らされておらず主人公を通じてスター団のことを探ろうとしている。彼らの仲間意識の強さが涙腺にくるルート。
パルデアの大穴=エリアゼロへ
3つのルートを達成すると最終的に島の真ん中のエリアゼロへと向かうことになる。そこで伝説ポケモンの素性などが判明していく。ラスボス戦はそれなりに歯ごたえがあり楽しめました。
仲間
エリアゼロでは仲間と一緒に行動することになります。一人旅は寂しかったのでこれはかなり嬉しかったです。
ボタン
序盤に不良集団のスター団に絡まれていて助けた女の子。スター団絡みで出てくる。発売前にキャラデザがかわいくないという記事を見かけたことがあった。終わってみれば好きになれるキャラでした。かわいい。
感想
広大なフィールドを駆け回るのが楽しかった作品でした。あとパッケージ版には相性表が付属していて助かりました。タイプ相性や先手後手で有利にも不利にもなるのが面白いですね。
プレイの反省点としてマスコット的なものに愛着湧かない人間なこともあって加入した強キャラを平気で使いがちだった。次回作ではそのあたりを意識して育てたポケモンでプレイしたいです。