160時間でした
ラスボス前のサブクエ消化に思いのほか時間が取られてしまった。
難易度HARDの感想
エンドコンテンツである高レベルモンスターを高難易度でクリアしたい人向けかな。普通にプレイするくらいだと、時間がかかるだけかもしれない。
育成
クラスがたくさん用意されている。ランク10まで育てたら、別のクラスに変更して...というのを繰り返してラスボスまできてしまう。なので、試行錯誤する要素はあまりない。こちらも本格的に意味を成すのはエンドコンテンツからでしょうね。
無限蘇生システム
ヒーラーが生きてれば蘇生してくれるため、強敵だったとしても勝てる相手には放置しても勝てる。テイルズオブゼスティリアも神衣ゲージが溜まって合体すれば復活するので無限に戦っていられた。あれと同じです。しかもヒーラー以外でも蘇生できるアクセサリをディフェンダーにつければ、中々全滅しなくなる。このシステムは良し悪しありますね。
シナリオ
ケヴェスとアグヌス、二つの国家間で戦争している。相手を殺すことで命を吸い取り自軍の命を繋いでいく。その命の火を消費して女王が新たな兵士を生産。10期(年)戦い抜いた兵士は、成人の儀で綺麗に送って貰える。
主人公のノアたちは8期
パーティメンバーのノア、ランツ、ユーニはケヴェスに所属。もう1人ヨハンという男の子がいたが訓練生時代に死亡済み。
ヒロインのミオは10期
パーティメンバーとなるミオ、セナ、タイオンはアグヌスに所属。同じ目標物を狙った任務でノアたちと鉢合わせ。そこで老いた人間に出会い、今の世界の構造を作り出した存在がいることを知る。
執政官=メビウス
各コロニーにいる監督役。ケヴェス、アグヌス双方におりピンクのパワードスーツを身に纏っている。見るからに胡散臭い連中です。名前は、エー、ビーとアルファベットになっていて、ゼットという特別な存在がいる。この世界を管理している悪役です。
ウロボロス
ウロボロスとなったものだけがメビウスに対抗できる。老人たちが運んでいた物によって、ノアとミオがウロボロスの力を手に入れ合体。戦うことしかできない世界を変えていくため、メビウスに反抗しコロニーを解放していくことになる。
シティ
ノアやミオたちの知らない第三勢力。普通に産まれ老いて死ぬ人間たちが生活を営むコロニー。ここの人間たちを見て、人間らしい生き方を知るノアたち。しかし、普通の人間社会にも問題があることを知ることになる。
女王
ケヴェス、アグヌス両方に女王が存在する。ケヴェスにはメリアが、アグヌスにはニアがいる。しかしノアたちが見ていた女王は、機械仕掛けの偽物。本物は眠りにつき存在を秘匿されている。
世界の真実(たぶん)
3の世界は1と2で舞台だった星が衝突する、その瞬間に産まれた世界。そのため両方の世界の特徴が混在している。メリアとニアは連絡を取り合い互いの星の消滅を回避するためオリジンというシステムを作る。それを一切知らない人々が抱いた衝突の瞬間の強い想いが、永遠の世界を作り出してしまい、ゼットの手によって無限に命をやり取りする仕組みにされてしまう。
エンディング
その世界を壊すということは、元の世界に戻ることとなる。オリジンによって衝突を回避した世界、ノアたち1の世界の住人とミオたち2の世界の住人は離ればなれに。愛を知ったノアとミオが別れる展開は、やっぱり切なかったです。
全てがなかったことになる、という終わり方は一抹の寂しさがありますね。子供に戻ったノアやミオたちが戦いのない世界で見るものは、全然違うものになるだろうから。今後のシリーズで出番があるにしても、どういう成長を遂げるのかイマイチ想像がつかないです。
エンディング後
ラスボス前に戻されます。最終決戦で参戦したニアとメリアを仲間にできるクエストが発生。ニアが死ぬほどかわいいです。ブレイド状態より普通の髪型の方が好きなので嬉しい。
ちなみに成長したレックスが、ホムラ、ヒカリ、ニア3人とも孕ませた写真が出てきます(笑)。3人が赤ん坊抱いてる姿はかなり衝撃的でした。ハナはセリフないけど普通に生きてました。
パーティーメンバーの感想
ノア
ケヴェスのおくりびと。横笛を吹いて死んだ兵士たちを送る役割。頭が回る冷静なタイプ。お人好しな面はあるが、世界観に沿ったリアリストな一面も持っている。
たまに、いい感じのことを言おうとして、何言ってるんだというときもある。ヨハンとの会話は特にそう感じた。ヨハンは改心してほしくなかったです。兵士として優秀なせいかメンタルが強者寄りなことで、弱者に対する言葉が空回って聞こえるのかもしれない。ヨハンに感情移入して、ノアやランツみたいな欲しいものを持ってるイケメンに言われたくねぇ!ってなる(笑)
ランツ
体格に恵まれたディフェンダー。訓練生時代、落ちる瓦礫からヨハンの自己犠牲によって救われトラウマをかかえる。いいやつすぎて印象が薄い。もっとヨハン周りでぐちゃぐちゃになってほしかった。
ユーニ
しゃべり方は荒っぽいが嫌味がなく気っぷのいいタイプ。戦場で自分と同じ名前の死体を見つけ、過去にメビウスに殺された記憶が蘇り、死に怯える繊細な一面を見せる。
最初、見た目がモブっぽく感じてランツと共に離脱するキャラだと思ってました。服を着替えると印象が変わる。性格が良いのとスタイル抜群なのが良い。
ミオ
猫耳がかわいい年上の正統派ヒロイン。アグヌスのおくりびと。パーティ唯一の10期。
声優が津田ちゃんと分かってびっくりした。良い子なんだけど、好きになる過程を体感できるくらいノアとのイベントがもっとほしかったです。年上特有のダメな面があるとよかったかな。美男美女の相思相愛っぷりを見せつけられました。
セナ
小さいながらもパワーキャラ。アタッカーとしてよく使ってました。自己評価の低いタイプ。絶体絶命のピンチにその命を散らそうとして焦りました。
タイオン
地形のスペシャリストで軍師タイプ。状況への理解力が高く同タイプのノアと話が合う。シナリオ上の活躍が多いのと、序盤によく使ってたこともあって男の中では一番好きです。ツンデレ。
好きなサブキャラ
ニイナ
ヒーローキャラ。コロニーイオタの軍務長。とある道を通ろうとすると、部下と共に通せんぼしてきます。大人っぽいけど年下の6期。
個別クエストもよかったです。ノアを意識するシーンも少しあったので、ニイナENDを迎えたかった。シナリオ上、そういう余地はないんですけどね。
シャナイア
シティの住人でウロボロス候補生。この子がめちゃくちゃ良いキャラしてました。劣等感が強く家庭環境にも問題があり、普通の人間社会で抱える歪みを持っている。しがらみの強いシティよりも、命の価値が平等なノアたちの闘争の世界に身を投じようとしている。
最期まで役割を貫いてくれた今作のMVP。生の感情をぶつけてくるこの子の存在は強かったです。芸術の適性を持っているが、それが必要のない世界というのが本当に悲しい。
感想
とにかく長かったー、という一言に尽きる。まさかエルデンリングより長くなるとは。和ゲーのオープンワールド恐るべし。
探索や強ボスとの出会いが楽しかったです。シナリオ面は、もうちょい自分好みだったら嬉しかったな。次回作のゼノシリーズは、全く新しい世界を見たい!