こういうあり得ない組み合わせがほんと好き。卓上で遊べるアメフトのキックゲー(?)をやってて微笑ましかった。しかし、地球人のトニーが生命を維持するには食料が必要で、段々とやせ衰えていく。死を覚悟して眠るように目を閉じるトニーの身体を優しく運ぶネビュラ。
そんな二人の元に、キャプテンマーベルが現れる。地球へと帰還したトニーは、サノスの間引きで消失してなかったペッパーと再会する。
サノスを殺害
ネビュラのおかげでサノスの位置を特定。FIREして農作物を育てて暮らすサノスをみんなで強襲。取り押さえサノスから話を聞いている途中で、ソーが首を切り落とす。自分もアベンジャーズの皆もドン引きしてて笑った。
冒頭20分でサノス死亡。しかし、今作は3時間もあるため、これでもまだ導入でしかないというワクワクするスタートでした。
5年後
量子世界に漂っていたスコット(アントマン)が運良く復活。成長した娘と再会するところで泣いちゃいます。しかし量子世界にいたスコットにとっては、世界と同じように5年が経っていたわけではなかった。アベンジャーズの基地に向かい、キャップたちにそのことを訴え、時間移動ができるかもしれないことを告げる。
時間移動
各々がストーンのあった時間へと移動し回収する作戦を決行。懐かしき過去作の裏側で、各自ストーンを回収していく。過去へと移動したことで、トニーは父と、ソーは母と会ったりと、じーんとくる親子の話が展開されていました。
不憫なネビュラ
冒頭からトニーと絡み、良い子のお墨付きをもらったネビュラ。しかし、作戦で過去に移動したことで、その時代のネビュラのメモリーと同期され、サノスに情報が漏れてしまう。昔のネビュラが今のネビュラに成りすますことで、2014年のサノスが現代に現れ前面戦争に突入してしまうきっかけを作る。
元から不憫なイメージだったけど、今回もかわいそうでした。とはいえ、最後まで生き残って、自分の居場所を見つけたのでよかったです。
ブラック・ウィドウ
ホークアイとソウルストーンの元へと向かったブラック・ウィドウ。愛したものを捧げなくてはいけない、というルールを聞いて、当然のように二人は自身を捧げようとする。最終的に家族のいるホークアイが生き残り、ブラック・ウィドゥが死ぬ。ブラック・ウィドゥにとっては、それが家族を守ることに繋がってるんでしょうね。つらいシーンでした。
全面対決
なんだかんだとインフィニティストーンを揃えることに成功。指ぱっちんして外を確認しようとしたら、サノスの戦艦からの砲撃で基地が壊滅。サノスの軍勢が攻め込んでくる。
キャプテンマーベルの活躍
宇宙規模のヒーローということもあり、地球にはあまりいないというポジションに落ち着く。サノス軍との戦いで途中から参戦し、サノスの旗艦を破壊する。しかし、それでもサノスとの肉弾戦でとどめをさすことはできず。
ぽっと出なのに、DBの悟空が来たときのような安心感がありました。油断すると老けて見えるので、髪は長い方が好きかな。
ワンダ
一番テンション上がったのが、強さを分かってなかったワンダの活躍でした。ヴィジョンを殺された怒りを消化できないままいなくなったので、その怒りをそのままぶつけて、それがサノスに効いているのに痺れましたね。ワンダの猛攻でピンチに追い込まれたサノスが、味方を巻き込む形で旗艦に砲撃させたことで、戦場は混迷を極める。
ガモーラ
2014年のガモーラが登場。スター・ロードと恋人関係だったことをネビュラに教えられるが、趣味が悪いと一蹴。元の鞘に収まることがないのは悲しいけど、笑ってしまった。エピローグにガモーラは映ってなかったので、自由に生きてるのかな。ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3での登場に期待ですね。
マイティ・ソー
サノスを倒したあと、堕落してしまい、でっぷりとしたお腹になったソー。過去のアスガルドに時間移動しても、覚悟が決まらず気弱だったり情けなくも笑えるシーンが多かったです。
ロキがキューブを使って消えていて不思議に思っていましたが、ドラマ版のロキに繋がるようです。現代のロキは死んだままなので、彼の死が軽くならなくてよかったです。
スパイダーマン
復活しての大活躍。女性陣に囲まれたところは姉ショタハーレム感があっていい(笑)。トニーとの再会と別れで、1つ成長を重ねたピーター。最後は学校でネッドと再会。次はスパイダーマンの話なので楽しみです。
アイアンマン
宇宙を漂流したあとペッパーと再会し、隠居したトニー。子供を作り幸せに過ごしていたが、時間移動の話を聞いて、それを実現させてしまう。最後の戦いの最中、インフィニティストーンを使用してサノスを含めたサノス軍を消滅させる。その反動で死亡。
死ぬのはうっすら知ってました。Dr.ストレンジと目線だけのやり取りで、自分がそれをしなければならないと察してしまったトニー。そこで決断できることに泣いてしまう。ペッパーが看取るシーンも勿論泣く。アイアンマンが面白くてマーベル作品に興味を持ったので、喪失感が凄かった。
キャプテン・アメリカ
サノス戦でムジョルニアを操ったりと燃える展開を見せてくれたキャップ。戦いのあと、インフィニティストーンを元の時間軸に戻す役目を担う。しかし、現代の時間で5秒後に戻ってくるはずが、帰ってこない。気がつくと、さっきまでそこにいなかった(?)ベンチに座る老人の姿があった。
この時間移動のやり方が、ありなのかイマイチよく分からないけど、普通の人生を取り戻せてよかったです。
感想
想像以上に面白さが詰まった内容でした。今まで積み重ねてきたからこその集大成。大満足でした。
逆にMCUの世界をここからまだ展開させることに不安になります。以降は単発系のヒーローでいいんじゃないかと。再びサノスのような大がかりな敵が出てきているんでしょうか。とりあえずスパイダーマンを楽しみます。